ユーロ(Euro)
上下変動の目安
日 2%
週 5%
月 7%
年間 20%
ドルに準じますが、ギリシャ対策など政治的なもので上下しやすいです。
EU諸国で利用される通貨ユーロは1999年から通貨としての利用が始まりました。ドルに代わる世界の基軸通貨としての利用が期待されシェアも順当に増えていったものの、2011年中頃よりギリシャの負債に伴ういわゆるギリシャショックからその存在基盤を改めて問われています。
政治的には各国が個別に権限を持ちながら、経済としての通貨はEU諸国で共有するという制度は実験的要素がやはりあったということです。 資産の特徴としては対円で見てみるとドルと同じような動きをし易いです。サブプライムローン問題が発覚した当初はドルの信頼性に疑問を持たれた一方でユーロについては信頼に足る通貨であるので1ユーロ170円程度まで価値が上がり続けるということ、米国での市場の暴落はユーロ圏及び新興国には影響を及ぼさないといういわゆるデカップリング論を論じる識者もみられましたが、結果論から言ってそのようにはなりませんでした。今の世界はお金で繋がっているのですね。