ドル

上下変動の目安

日    2%

週    5%

月   7%

年間 20%

世界の基軸通貨であるドル。

ブレトンウッズ体制の崩壊後、金による裏付けが無い、米国に対する信用を存在の根拠とする通貨となりました。

サブプライムローン問題が発覚前は非常に高い5%近い利息率を計上しており米国為替の損益をあまり気にせず、利息収入を目的とした投資がはやっていました。しかし現時点での利息は低くなっており、利息収入を目的とした投資はあまり見込めません。

主な投資方法としてはドル預金MMF(Money Manetary Fund)があります。

一般的な預金対象となっているドル預金ですが、手数料が購入金額の1%前後と高い銀行・証券会社が多く、さらには預金保険の適用対象となりません。一方耳慣れないMMFですが、経験的に元本割れを起こすことがほとんどないこと、MMFの方が一般的に手数料が0.25-0.5%程度と安く、投信に準じて保護の対象となっているので証券会社の倒産時にも安心できます。また2015年現在で為替による差益が非課税となっているのでMMFのほうが間違いなくオススメできます。

たとえば1ドル100円の時に100万円MMFと100万円のドル預金を買ったとして1ドル120円の時に売ると差益は20万円ですが、この20万円にMMFだと無課税で20万円まるまるが利益ですが、ドル預金だと20万円のうち20%課税され利益は16万円となります。

投資を算数と確率で考える