分散投資商品の種類

分散投資するために必要なのは

まず、それぞれの商品の種類を覚えることです。

じゃんけんをするときにグーはちょきに勝ち、ちょきはパーに勝ち、パーはグーに勝つ。というルールを覚えますね?

結局はそれと同じことなのです。基礎的なルールを覚えなければ適切な商品を選択しにくくなってしまいます。

そのために重要なのは

1 その商品の値動きが1周間、1ヶ月、1年間で最大でどの程度動くのかをおおまかに覚えておくこと

2  その商品が20年や、30年という長い期間で考えた時にいまどの位置にいるのか、また5年後、10年後ということを考えた時にその商品がどうなっているのか

考えることです。

 

たとえばドルは2008年のリーマン・ショックのときは直前まで1ドル120円前後

その後これがバブルとその崩壊とわかったので金融緩和政策としてかなりの金額を緩和しました。つまり、ドルの価値が希釈、薄まってしまったのですね。しばらくかけ1ドル90円くらいまでになります。

最終的に2012年を78円を底として2014年にかけて120円前後まで回復しました。

つまりドルの価値に波があるのです。長期投資を考える際にはこの波を意識するのとしないのとで大違いになってしまいます。

1ドルの価値は

1日で1%程度つまり1円動けば今日はそこそこ動いたなという感じになります。

1週間で3%程度つまり3円動けばもしかしたらおかしいことが起こってるのかなと考えます。

1ヶ月で10%程度つまり10円動けば、これはめったにありません。しかしありえるので覚悟しなければなりません。

1年で20%動くこともありえます。 10年スパンで考えると20%程度上下は変わってくるのでそれが早かったのだと諦めるしかありません。

ドルだけでこれだけなのです。

他の商品もありますが、大別して4つ

国内株式

国内債券

海外株式

海外債権

 

より詳細には

ドル、ユーロ、円、ポンド、ゴールド・金、各商品(銀、銅などの先物取引)

国内株式、海外株式(広義に不動産などの実物資産含む)程度に分けて考えればいいはずです。投資信託もこれらの商品を多重に組み合わせたものがおおいのでこれらを概略で掴んでおけば足るのです。

そしてこれらをあなたがどのように配分するかで総資産の耐久力、儲ける力が決まります。

投資を算数と確率で考える